宝塚ファンをタイプ別に分類してみた!

非ファンの人に「宝塚が好き」と言うと、
「男役にキャーキャー言ってる親衛隊」みたいなイメージを持たれることが多いです。
まぁそうなんだけど!そうじゃなくて!
もう少しファンの気持ちの中にもグラデーションがあるんだよ〜
そもそも女が女を男として好きになったり、しかも娘役を好きなることだってあるのだから、その裏にはかなり複雑な心理や欲望が潜んでいるはず。
そのことを伝えたくて、周りの宝塚ファンや自分の内面と向き合って宝塚ファンを5つのタイプ別に分けてみました。

みなさんもこんなことある?

目次

①男役=理想の恋人派

これが一番王道の(?)ファンだと思います。まず男役のかっこよさを楽しむことが宝塚の醍醐味なので♡
ここがファンになる入り口のことが多いし、観劇しているときはだいたいみんな①状態なんじゃないかな!

逆に男性ファンは娘役に対してこういう恋愛感情みたいな気持ちになるのかな?と思ったのですが、そのあたりはまだまだ謎なのでご意見お待ちしてます。

ちなみに自分が男友達を観劇に連れて行ったときの感想としては
「男役にときめく気持ちがわかってしまった」
「自分の性別がわからなくなった」
「タカラジェンヌという圧倒的な存在を前に、自分というものが無になった」
という何かの扉を開いちゃった系の意見が多く寄せられました。
だから、意外と宝塚を好きになるにあたって自分の性別であったり「自分がどうであるか」は関係ないのかもしれませんね。
まずはただただタカラジェンヌの美しさとかっこよさの前に平伏しましょう。

★このタイプの欲望…胸のときめきを味わいたい

②親心で応援する派

宝塚用語解説

贔屓…推しのタカラジェンヌ。 【使用例】「あなたのご贔屓はどなた?」

特定のタカラジェンヌにどハマりしているときはこうなります。
①のようにタカラジェンヌが疑似恋愛の対象であるということを越えて、もはや「うちの子!」のような身内感情が湧いてくる。(特にマダムなファンや、タカラジェンヌが自分より年下になってもファンを続けてる人はこのタイプの傾向が強いかも?)
このタイプのファンが、いちばんご贔屓との距離感が近くて、ご贔屓を自分たちの日常と地続きの「人間」として捉えているような気がします。だからお手紙やお茶会(ファンミーティング)などでコミュニケーションを取る頻度も高いような。あと、ご贔屓への呼び方も芸名にさん付けのことが多いかなぁ?ご贔屓が実際に接することのできる人間だから、軽々しくあだ名で呼べなくなってしまうんですよね。
このタイプは、観劇が趣味というよりは「仕事」みたいになっていて、時間もお金もたっぷりつぎ込むどっぷりファンが多い。
贔屓の公演期間中は、観劇にお茶会に遠征に入り出待ちに…と忙しいので、リアルな友達と音信不通になったりもします(笑)

★このタイプの欲望…特にない。あるのは贔屓を応援したいという純粋な気持ち。自分が快楽を得るためというよりは、「贔屓のために」「贔屓を追いかける」

③タカラジェンヌはなりたい自分像派

このタイプは、若い女の子やタカラジェンヌと同世代の人に多い気がします。(年齢的に、タカラジェンヌに自己投影しやすいから?)
なので、女性ファンであっても、「なりたい」対象として娘役のファンになることも。
宝塚を現実逃避の場所とするよりは、現実を頑張るための糧にしたい!という向上心のある人がこのタイプに多い気がします。
タカラジェンヌって才色兼備で、頑張り屋でストイックという…マジでパーフェクトヒューマンなので
頑張る女子にとっては美容とか仕事の姿勢とか人との関わり方とかの面で、非常に参考になるところが多いです。

★このタイプの欲望…タカラジェンヌを追いかけたいというよりはタカラジェンヌのようになりたい

④距離を置いて批評する派

ある程度ディープに宝塚を知ってしまうとこうなります(笑)
はじめのころは「かっこいい、きれい、かわいい!」で何でも楽しめていても
だんだん目が肥えてくると「もっとこうしたらいいのに…」と自分の意見も出始めて、プロデューサー目線になってしまうんですよね。
このタイプは、考えることが好きな頭脳派が多い。そして、ファン生活の中で絶対1回は「もう観るのやめようかな…」とか言い出しますが
なんだかんだで楽しくヅカオタを続けるツンデレだと思います(笑)
ご贔屓との距離感は遠めのことが多いので、逆に気持ちを病まずに細く長くファンが続けられそうなかんじかも。

★このタイプの欲望…宝塚を通して自分の考えや意見を発信したい。宝塚をネタにみんなで騒ぎたい。

⑤コンビ萌え派

このタイプがいちばん幸せ、というか
マイナスなものは見ないようにして、楽しいことだけを追うように努めている
生き方上手なファンという感じがします。
ちょっとバカっぽく描いてしまいましたが(笑)実はいちばん賢くて大人で達観してると思うんだよなー。負の要素も全部知った上で、それは置いといて楽しもうという姿勢がある!

宝塚は完全に現実逃避に快楽を得るのためのもので、タカラジェンヌも現実の人間というよりはキャラクターのように捉えてるかんじ。
だから楽だし、あんまり趣味では病まずに済みます☆

昔、腐女子の友達がいつもこういう感じで幸せそうで羨ましかったのですが
(クラスの男子をもとに二次創作を考え始めたり、「フォーク×ナイフ」とか、「台風×レインボーブリッジ」とかでも萌えられる!と言ってて当時は全然よくわからなかった…)
でも、宝塚でコンビ萌えというものを知ってからすごくわかるように…なってしまいました。
ああ幸せ。

★このタイプの欲望…常に穏やかで幸せな気持ちに満たされていたい

まとめ

以上ですがいかがでしょう?
みなさんもそんなことある!?!?(しつこい)

私もそうなのですが、ほとんどのファンが①〜⑤の要素ぜんぶ持っていて、その比率が人によってちがうかんじだと思います。どれかにキッパリ分かれるわけじゃないし、本当にいろんなファンがいます。
もちろんどれにも当てはまらない人や、さらに細分化すると違うタイプの人もいると思うので
これからも研究していきたいと思います!

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